2008.04.01
不動産開発を絡めたセールアンドリースバック
| 業種: | 食品製造業 |
|---|---|
| 年商: | 30億円 |
| 業績: | 下降気味 |
| 用途: | 本社事務所兼作業所 |
|---|---|
| 地域: | 東京都 |
| 特徴: | 工場地 |
| 土地: | 約100坪 |
| 建物: | 3階建て |
| 築年: | 15年 |
数年前に本業外の事業で失敗し、借入を大幅に増加させてしまった。これに加えて、本業も業績が低迷してきており借入金返済が難しくなってきた。
借りては返しの循環型融資を受けて資金繰りをしていたものの、赤字決算を出して以降、新たな借入が出きなくなり資金繰りに窮している。
銀行返済を止めたいがどうすればいいのかわからない。
今後事業がどうなるかわからない中、今のうちに不動産を守る方法がないか。
メガバンク根抵当権9,000万円(残債総額4,800万円)
保証協会根抵当権3,500万円(保証額12,000万円)
政府系金融機関10,000万円(残債総額12,600万円)
地方銀行根抵当権10,000万円(残債総額7,800万円)
地元信金根抵当権2,000万円(残債総額3,500万円)
リスケジュール
セールアンドリースバック(新会社方式)
不動産開発
電話相談
面談
FIとの契約
財務DD及び不動産DD実施
リスケジュール交渉
セールアンドリースバック業者への提案
業者評価
売却価格とリース料・諸条件の調整
契約
代金決済
新会社の設立
既存会社から黒字事業部門を移行
不動産開発
新会社が3期目に入ったところで、融資を受けて買い戻し予定
財務DDにおいて、負債を整理できれば利益を出せる体質であると判明
不動産DDにおいて、
1.流動性・評価額共に高く、セールアンドリースバック対応可能と判断
2.未使用の土地が50坪あるものの、活用するだけの資金力が不足していた。
セールアンドリースバックによって、これまでの銀行返済に比べ大幅に低いリース料となり資金繰り改善効果があった。
セールアンドリースバックによって、数百万の移転費用が不要になり、会社の社会的信用も守ることができた。
未使用の土地を倉庫として開発することによって、現在利用している倉庫代を圧縮することが見込まれた。また、この開発資金もセールアンドリースバック業者が負担するところまでの段取りが組めた。
これら不動産を買い戻すために、将来有望な黒字事業部を切り離し、新会社で行う道筋をつけることができた。
事業再生のコンサルティング会社に相談したことによって、不動産を守る体制が整っただけでなく、事業再生の道筋を付けることができた。(セールアンドリースバック+不動産開発+新会社設立)
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