与信とは、「信用を供与すること」です。信用取引においては将来販売代金を回収できるかどうかは確実ではありません。
そのため、与信は管理を必要とし、与信管理を通じて販売代金の回収の確実性を高めていくことが企業経営の重要な課題になるのです。
具体的には、以下の2点を行うことになります。
1.取引先の評価により設定した各取引先の「信用枠」と、売上債権残高を比較して、売上債権残高の方が大きくなっていたら、代金の回収促進等を行う。または、そうならないように販売をコントロールする。
2.取引先全ての評価を定期的に行い、「危ないと思った取引先」と「大口取引先」を詳しく調べて、継続的な情報収集を行う。その中で緊急性の高い情報があれば、取引中止や代金回収等の対応を行う。
与信限度額とは、融資などの限度枠のこと。
融資先や取引先の信用力の度合いに応じて、その枠が決められます。
新規の融資申込者や取引先については、まず経営状況の調査などを行い、その信用力を審査して、最初の融資枠を決めます(初期与信)。
また、既存顧客の与信管理をすることにより、信用力を見直していくことを途上与信(モニタリング)といいます。